「学童野球・少年野球」全ての子供を試合に出すべきだと思います。

野球

11月に入って、学童野球小学生少年野球中学生も残りの大会は残り僅かになってきていると思います。

強豪チームだとまだまだ大会が残っていると思いますが、そうでないチームの場合、1試合1試合が大切な最後の試合になってきます。

最後は最高学年に試合に出て有終の美を飾って欲しいと思います。しかしながら、チームの勝ちにこだわるあまり、最後の大会でも下級生の上手い選手を優先して出す監督がいます。

どうしても勝ちたい決勝戦のような場合は、仕方のない部分のあるかと思いますが、それでも最高学年をスタメンから使って欲しいと思います。

特に小学6年生、中学3年生を試合に出してあげてほしいと思います。

なぜなら、これで野球をするのが最後になる子供がいるからです。

野球をやっている全ての子供が高校野球までやるとは限りません。

上手い下手に関係無く、小学・中学で辞める子供がいるからです。高校に進んでも野球以外の事をやる子供もいます。

そういった子供もいるので、今野球をやっている姿が最後のユニフォーム姿になる可能性があります。なので、勝ち負けにこだわらず最高学年の子供を優先的に試合に起用して欲しいを思います。

9人以上いれば何名かはベンチスタートになりますが、途中で出場の機会を与えて、出来る限り全ての最高学年の子供が試合に出れるように監督・コーチは采配するべきだと思います。

私も監督・コーチの経験があるので、やっぱり試合に勝ちたいと思ってしまいますが、学童・少年野球は勝ち負けよりも、もっと大切な事があると思います。

それは、

野球を楽しむ

事だと強く感じます。

楽しければ続けていくと思いますが、もし仮に楽しく無かったら野球なんて辞めてしまいますよね。

例えば、学童・少年野球の大会でバントばかりしているチームをまだまだ見かけます。どの子供もバントが好きで野球を初めたわけではありません。監督の指示でやっています。

そんな細かい野球は高校からやれば良くて、学童・少年野球の頃は思いっきりバットを振らすべきです。バントをやってくるチームは確実にランナーを進めるので得点する確率も高くなり、勝てる確率も上がりますが、やっている子供は楽しんでいるのでしょうか。

人それぞれの考え方があると思いますが、私はいらないと思っています。

別にバント自体を否定しているのでは、ありません。子供が状況を考えて、自分の判断でバントをしたら、それは最高だと思います。自分を犠牲にしてチームの勝利に貢献しようをしているからです。自分からやるのと、監督からの指示でやるのでは全く意味が違ってきます。

しかし私は、子供の頃は思いっきりバットを振らせて、しっかりと野球を楽しんで、ベンチに入っている子供・試合に連れて行った子供全員を起用し、それで勝ったら最高。仮に負けたとしても、野球を楽しめたら良いのではないかと思います。

チームの方針によって様々だとは思いますが、親も子供も、それで納得しているなら良いと思いますが、我が子が全く出ないと思うと悲しくなりますよね。

幸いな事に、次男が入っているチームはバントは無し、出来る限り全員試合に出す、をかかげているので良かったと思っています。子供が楽しそうに野球をしている姿を見ると、応援したくなりますし、サポートしてあげようと思います。子供が楽しくなければ、親が楽しいわけはありませんよね。

チーム選びは、本当に難しいと思います。そのチーム・指導者をしっかりと見極めて、入団をしなければ、途中で野球を辞めてしまいます。子供には言っていませんが、やはり高校野球をやってから野球を辞めてほしいと思っています

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