【トラック整備士】整備士の残業が2番目に多い12月がやっと終わりました。

整備士

車業界の忙しい月は「3月」「9月」「12月」です。

3月と9月は上期と下期の決算月なので忙しいのはあまり前ですが、12月もとても忙しい月になっています。

3月・9月の残業は、私の会社は軽く残量時間は60時間を超えます。ちなみに今月(12月)の私の残業時間は・・・

「 74時間 

でした。残業代がしっかりと支払われるのでまだ良いと思いますが、ほとんどブラック企業ですね。毎日、帰るのは次の日になっていました。

では、何故12月に決算月でも無いのに忙しいのか。

まず、今年中に修理して出さないとダメな車が多い事です。12月で修理が完了しなければ、年を越してしまいます。トラックは年始から活動するので12月中に修理を完了させて、車を返さないとダメです。

私たちも、年末年始にお客様の車を預かりたくありませんから、出来る限り預かっている車の無い状態で年末年始を迎えたいと思っています。

なので、出来る限り早く車をお返しするために修理します。それによって仕事量も増えるので必然的に残業も多くなってしまいます。

長年整備士をしている人はわかっていますが、今年入社した新人たちはかなりしんどかったと思います。

この3月・9月・12月を経験すると本当に整備士を辞めたくなりますね。実際に、年明けから来なくなる整備士もいるぐらいです。まぁ、仕方がないですね。それぐらい激務ですから。

私自身も、約20年目の整備士ですが、さすがに40歳なので若いころとは違って疲労が蓄積されて、かなりしんどい1カ月間でしたね。

仕事量も多いのが原因ではありますが、そもそも整備士の数が激減しているのが原因ですね。

一時期の整備士の数に比べると3分の1ぐらいの整備士が辞めていっています。その分、新しい整備士も入ってきますが、整備士の技術はそう簡単に身に付きません。一人前に仕事が出来るまでには時間がかかってしまいます。

なので、ただ単に整備士の数を増やせばよいという事ではありません。技術がなければいくら人数いてもいないのと同じですからね。

12月が終わって、3月の激務に備えて出来る限り1月・2月は定時で帰って、体力を温存したいと思います。

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