学童・少年野球を10年以上続けていると、子供の親が
「絶対にそれはやってはいけないやろ」
と思った瞬間が色々とあったので紹介します。
すでに習っている人も、もしくはこれから子供が少年・学童野球を習わそうと思っている親御さんは是非最後まで読んで参考にしてくださいね。
1・コーチでも無いのに、指示をする
まずは、これですね。
基本的には少年・学童野球チームは、監督・コーチはボランティアで、今習っている子供の親かOBの親、長年そのチームに携わっている人によって構成されています。
その中で、監督・コーチでも無い親がたまにグランドに顔を出したと思えば、いきなり子供達に教え始めたり、指示を出したりします。
普段から教えている監督・コーチからしたら、あまり良い気分にはなりませんね。
それだったら、ちゃんとコーチになって普段の練習に参加してから指導をして欲しいと思います。
たまに来て、「あの子はこうした方が良い」「この子はこうやったら方が良い」と言われると本当に気分が悪いですね。
そんな事は分かっています。だから、それを直そうと練習をしています。
少年・学童野球の親は、監督・コーチじゃなければ、黙って見ていて欲しいです。それが出来ないのなら、是非コーチになりましょう。どこのチームも一人でもコーチが多い方が嬉しいですよ。
コーチになれば、そのチームの事が良く分かるので、もっと良い指導・指示が出せると思いますので。
2・親がオーダーに口を出す!
野球は9人でやるスポーツで、9ポジションを9人でそれぞれ守ります。
なので、10人いれば1人は絶対に補欠(ベンチ)になります。ポジションも同じ所を守る事は出来ません。1人、1ポジションになります。
9人全員が内野を守る事は出来ないですし、同時に2人でピッチャーをやる事も出来ません。
オーダーはそのチームによって決め方は違うとは思いますが、だいたいは監督が決めると思います。監督もコーチと相談の上で決めていると思います。
そのオーダーに対して、親が「あの子はサードの方が良い」や「この子はピッチャーが良い」と意見して来る事がありました。
しかもそれが自分の子供の事で、自分の子供を守らしたいポジションに誘導するような感じでした。
監督・コーチだけで無く、他の親御さんにもかなり評判が悪くなります。
プロ野球選手では無いので、出来る限り色々なポジションを守らせてあげようと、必死に考えて色々悩みながらオーダーを組んでいます。
それでも、自分の思うようにやりたいのならば、ご自身で監督・コーチをやられてみてはどうでしょうか?監督・コーチをやればその大変さが分かると思いますので。
3・自分の子供をひいきにする
監督・コーチをしているということは、大半の人は自分の子供がいるという事ですよね。
やはり、自分の子供には甘く・優しくしてしまいそうになると思います。
私も監督をやっている時には一番気にしていましたので、自分の子供が悪くなくても一番に怒ってから、他の子供も怒っていました。
監督・コーチである前に、親なのでやっぱりひいきにしてしまいそうになりますが、そこは平等に他の子供達にも接しないとダメです。
例えば、自分の子供はピッチャーをやらしたいと思っていても、監督が外野練習と言えば、外野の練習をしないとダメです。
しかし、その子供の親がコーチをしていたら、「お前はピッチャーの練習をしろ」と勝手に練習を決める
そんな事をやってはダメですよね。当たり前ですよね。エコ贔屓にも程がありますよね。
それを見ている他の子供はどう思うでしょうね。考えたら分かりますよね。
監督・コーチをやっているお父さんは、本当に頑張っていると思いますが、贔屓だけはダメです。
4・試合中に観客席から指示を出す
学童・少年野球の試合はだいたいがどっかの小学校か小さい野球で行われる事が多いので、子供達との距離が非常に近いです。
なので、子供達が頑張って野球をやっている姿が近くで見れる反面、子供に声がかけられるます。
普通に応援する声なら良いのですが、野球に関する指示をする親がたまにいます。
打席に立って、打って、一塁まで走ってアウトになると観客席から親が子供を呼び止めて、指示をしている光景を見ます。
指導者が言いたい事とは違う事を言われると非常にやりにくいし、子供達も混乱します。
なので、試合中に限らす、指導者としてそのチームに入っていない親は、指示は一切禁止で、応援の声だけに徹してもらいたいです。
5・まとめ
おそらくは決して悪気が有ってやっている行動では無いと思います。
我が子の可愛さによる行動だとは思いますが、その行動はチームにとっては良いとは言えませんね。
意見や指示を言いたいのなら、まずは指導者として毎週土日に練習に参加して、色々な指導者を話をして意見を聞いて下さい。
親の立場と指導者の立場では見え方の変わってくると思います。
そして、指導者になったら親と思わず、指導者に徹して下さい。我が子もそうでない子も平等に見れると思いますので。
自分では贔屓にしていなくても、そう見られる事もあるので、自分の子供は違う指導者に任すのが一番だと思います。
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