最近、整備士じゃなくて、違う職種に転職していれば良かったと思う事が良くあります。
私の経歴です。
私自身、一度転職の経験があります。乗用車ディーラーから今の会社に転職しました。
整備士から同じ整備士に転職したのですが、何故あの時、違う職種に転職しなかったのかとつくづく後悔しています。
その1・給料が安い
本当に安いと感じます。過去投稿にて年収を公開してますので、参照して下さい。
新人の事は仕事が出来ないので、仕方ないとは思っていましたが、3年、5年、10年と月日が経つにつれて、仕事の出来る範囲が増えて、仕事のスピードも上がっていきます。
しかし、仕事が出来るからといって給料に反映される事はありません。
営業みたいに、歩合ではないので固定です。なので、仕事が出来る・出来ないは関係無く、勤続年数と残業代・各種手合いによって月の給料が変わるだけです。
なので、仕事が出来なくても、残業が多かったら仕事が出来る人よりも給料が多い時があります。
仕事が出来る人ほど、やはり会社に対して不満を持っています。逆に仕事が出来ない人にとっては、そこまで不満に思う事は無いと思います。
個人の能力によって給料に差を付けてくれれば、良いのですが・・・。
今の会社は、正直無理でしょうね。そこそこ仕事の出来る人間はどんどん辞めていっています。
にも関わらず、会社はそれほど危機感を感じていないのでしょうか、特に改善される事もなく、整備士の人数だけが減っていっています。
表向きは、整備士の意見を聞いてくれている様に装っていますが、全く行動する気配はありません。
入社3年目ぐらいで会社に不満を感じている人は早めに辞めて、転職し、違う職種に進む事をお勧めします。
結婚し、家族が出来て、子供が出来たら、その一歩がなかなか踏み出せなくなります。
私の様にならない様に早めに辞めて、転職しましょう!
その2・整備士としての働く期間
整備士として働く期間は、会社によって様々だと思います。
«ディーラー»
最初に入社した会社は、2年目でフロント業務に異動しないかと言われ、断り更にその次の年でも言われ、その時はすでに決まっていたので、退社する事にしました。
その会社に一生いるつもりだったら、良いと思いますがその時は、そう思わなかったので辞めました。
そして、今の会社に入社しましたが私が含め40歳前後の現役バリバリの整備士は2~3人しかいません。
だいたい、30歳前後が多く、その世代がバリバリ仕事をしています。
正直、40歳近くになると体力も落ちて来て、日々の業務と残業によって疲労感は出て来ます。
ディーラーでバリバリの整備士を続けるのはおそらく35歳ぐらいまででしょう。
35歳になる前に、フロントや検査員といった業務に異動になるのがほとんどだと思います。
仕事が出来る人間じゃないと、長い間現場の整備士は出来ません。
«自営・民間»
大手ディーラーじゃなくて、自営・民間工場なら整備士の寿命は長いですね。
自分が辞めるまでずっと整備士を続けられます。
整備士をずっと続けたいのなら、ディーラーじゃなくて、自営・民間工場へ就職、転職する方が良いでしょう。
その3・まとめ
なんとなく整備士をやろうと思って、今現在整備士をしている3~5年目の整備士の人は今すぐに辞めて、違う職種に転職する事を強く勧めます。
「整備士を一生続ける」
と思って仕事をしている人は、ディーラーでは遅かれ早かれ、異動させられると思いますので、今の会社が好きなら良いと思いますが、不満に思っているのなら、自営か民間工場への転職を勧めます。
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