長かった冬のトレーニング期間が終わり、夏に向けての実践練習がスタートしました。
そして、昨日例年より早く、３月5日よりやっと対外試合禁止期間「アウト・オブ・シーズン」が解禁となりましたね。早速、長男の高校が試合をするという事だったので、久しぶりに観戦しにいきました。
両チーム共に、久々の試合とあって、身体の動きもキレも鈍く感じました。これから、夏に向けて、悔いの無いように出来る限り実践練習を積んで、本番に臨んで欲しいと思います。
・対外試合禁止期間（アウト・オブ・シーズン）
そもそもなぜアウト・オブ・シーズンがあるのか知っていますか？
これは、日本高等学校野球連盟（高野連）が定める決まりで、毎年12月1日～翌3月7日までを他校との練習試合や合同練習を禁止と定めています。今年は、3月18日（金）より春の選抜高校野球が開幕する予定なので、その出場高校の練習試合日程を確保する為に、8日（火）ではなくその前の週の土日に練習試合が出来る様に、5日（土）が解禁に変更になりました。ちなみに去年も一日早く3月6日に解禁されました。
ちなみに、この期間は高校野球独自の規定で、他のスポーツや、中学野球や小学野球には適応されていません。
・目的
アウト・オブ・シーズンを設けている目的は２つ有ります。
- 地域間格差の解消
- 選手の健康・学業専念
１．地域間格差の解消
住んでいる地域によって、気候・気温が違ってきます。夏場は良いのですが、冬場になると雪が積もる地域では、練習試合はおろか、普通の練習ですら困難な時があります。なので、全チームが平等、地域によって格差が無いように、全国一律で練習試合の解禁日を定めています。
２．選手の健康・学業専念
寒い時期での実践練習は選手の怪我にも繋がるので、実践練習をしない事によって、選手の肘・肩の怪我の防止に繋がります。後は、部活だけではなく学業も疎かにしない様に、する為。
・最後に
今年もコロナ感染でこの一年間がどうなっていくのか分かりませんが、出来る限り開催して欲しいと思います。全ての高校球児が悔いの残らない夏の大会になる様にと、願います！
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