子供野球・学童野球のチームの監督・コーチをしている親が注意するべき事とは。

野球

近年、少子高齢化において子供の人数が昔に比べてかなり減少してきているハッキリと分かるようになりました。

色々なスポーツがある中で、特に野球は昔から人気のスポーツで競技人口も多かったですが、最近では野球をする子供の数が激減していると感じます。

私自身、結婚し子供が生まれて、自分が高校まで野球をやっていたので子供にも野球を習って欲しいと思っていました。子供がやりたいと言うのを待っていました。そしたら、住んでいる地域は割と野球をやっている子供が多かったので、友達と一緒に野球をやりたいと言ってきましたので習わしました。長男がやっているのを見て、次男も習い始めました。

私もそのチームのコーチとして入り、10年あまりその野球チームでお世話になり、私自身もヘッドコーチ・監督を経験させてもらいました。

中学生になっても部活・クラブチームで野球を習っています。今もコーチをしていますが、コーチをやっている中で注意しないとダメな事がいくつかあると感じました。

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その1.自分の立ち位置

自分の立ち位置をしっかりと理解していないとダメです。

チームには大きく分けて4つの立ち位置があると思います。監督・ヘッドコーチ・メインコーチ・コーチの4種類だと思います。

少年野球・学童野球において、背番号はその役割と意味しています。「30」番は監督、「29」番はヘッドコーチ、「28」番はメインコーチとなっています。

「30」監督

そのチームの中心的人物で、チームの方針や指導方法を指揮する立場にあると思います。

正直、監督によってそのチームのカラーは変わると思います。

野球をやるのは子供達ですが、監督の指導・言動によってチームは変わりますね。なので、「30」番の背番号を付けている人は、それだけの責任感を持って、やらないとチームがダメになります。

「29」ベッドコーチ

監督と同様に、そのチームの指揮をとります。

監督が不在の場合は、「29」番のベッドコーチが監督の代わりになります。

なので、ベッドコーチは監督の考えを理解し同じ考え方でなければダメです。

その為には、日頃から監督と色々な話をしてお互いの考え方を理解しておく必要があります。

「28」メインコーチ

監督・ベッドコーチの次に指揮をとるコーチになります。

役割は、監督・ベッドコーチの補佐的な役割になります。

試合のオーダー、練習方法等、監督・ベッドコーチより相談を受ける時もあり、時には意見する事もある立場になります。

1番子供達に近い立場にいるコーチだと思いますので、子供達からの意見等も監督・ベッドコーチへ伝える事もあるでしょう。

「無し」コーチ

背番号をもらっていないコーチです。

監督・ベッドコーチ・メインコーチからの指示により主に練習のサポート役です。

その2.自分の役割

子供たちと同じユニフォームを着て、ベンチに入れるのは「30」「29」「28」の背番号をもらっている3名だけです。

他のコーチは試合においてはグランドで試合前ノックすら出来ません。そもそもグランドに入る事すら出来ません。

なので、自分の役割を理解しておかないと、チーム全体のバランスが崩れてしまいます。

「30」「29」「28」

上記3名が中心となって、チームの練習方法・試合のオーダー・選手起用等を決めていきます。

どのチームも基本的にはこの3名でやっていると思います。中には監督だけで全て決めているチームや監督とヘッドコーチだけで決めているチームもあるとは思いますが、基本はこの3名だと思います。

個人的には監督一人やヘッドコーチだけで決めるとワンマンチームになってしまうので、3名で行う方が色々な意見も出て良いかと思います。

「無し」

背番号をもらっていないコーチは基本、練習のサポートが役割なので、試合のオーダーに口を出したり、ベンチに入って指示したりする事は出来ません。

なので、試合中はお母さんと同じ立ち位置なので、応援するのみです。

その3.注意する事

「30」「29」「28」

監督・ヘッドコーチ・メインコーチが子供の親の場合は、色々を注意をしないとダメですね。

特に学童野球(小学生)の場合は子供の親が監督・ヘッドコーチをしているチームが多数あると思います。

1番気をつけないとダメな事は、監督・ベッドコーチであるという事を忘れない事です。これを忘れて親になってしまうと、良い事は全くありませんね。

親なので自分の子供が1番可愛いに決まってますからね。ひいきしてしまいますよね。そうなったら周りの親からの信頼も信用も無くなり、チームはバラバラになってしまいます。

試合のオーダーも監督・ベッドコーチ、時には「28」のメインコーチを混ぜて考えないと、自分では気づいていないひいきが入っているかもしれませんからね。

私が監督をやっている時は、よくベッドコーチと相談しながらオーダーを決めて、試合に望んでいました。

それでも、後から聞いたらひいきしてるんしゃないかと一部の父兄からは言われていたようです。

親と子供のバランスを注意しないと、本当にチームがバラバラになってしまいますので、監督・ベッドコーチ・メインコーチをやっている人は大変だと思います。チームがバラバラにならないように、色々な話をして、子供たち時には親を含めて話をする事が重要だと感じます。

こちらも意見・意図を子供たち・その親御さんが理解してくれていれば、問題はそこまでおきないと思います。

「無し」

この背番号をもらっていないコーチが一番注意しないとダメだと思います。

なぜなら、背番号をもらっていないという事は、チームの方針・試合・選手起用に関しての権限が無いという事です。しかし、それを全く理解していないコーチがたまにいます。

「コーチ=指導・指揮」と思っている人がいるようです。しかし、そうではないと思います。上記でも説明した通り、背番号をもらってユニフォームを着ている人達が指導・指揮を執るのであって、背番号をもたっていないコーチはただのサポート役なのです。

試合のベンチに入れないという事は試合の指揮・指示が出来ません。そして、選手にアドバイスをする事も出来ません。しかし、それを知ってか知らずか気にせずベンチの外からあれやこれやと指示するコーチがたまにいます。

全くあり得ませんね。少年野球(中学生)・学童野球(小学生)と色々と見てきましたが、強いチームほどそういったことは全くなく、コーチそれぞれが自分の役割を理解しています。しかし、そこまで強くないチームほど特にユニフォームを着ていないだたのコーチが前に出ているを感じますね。ひどいチームは普通の服を着た、ただの観客の親があれやこれやと叫んでいるのを見かけますね。

今、少年野球・学童野球のコーチをしている人、特に背番号をもらっていないコーチの人は気をつけて、自分の役割を理解しましょう。しかし、背番号をもらっていないコーチ・ただのコーチがいなければ練習は成り立ちません。

ただのコーチがたくさんいればいるほど、色々な練習が出来るようになります。一人でも多くの親がコーチとして入ってくる事を祈ります。

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