学童野球から卒団し、軟式か硬式かで迷う家庭が出てくる季節

野球

この時期になると、毎週のようにどこかのチームが卒団式をしていると思います。学童野球を卒団し、中学生に向けて、硬式チームでやるのか、軟式チームでやるのか、部活でやるのか、そもそも野球を辞めるのかと悩む季節ですね。私の長男もこの時期はもう卒団していましたが、まだ学童野球の大会があったので、体験会には参加していませんでしたが、軟式か硬式かで迷っていました。学校の部活の野球がほとんど機能していなかったので、野球をやるにはどこかのクラブチームに所属しないと野球を続けられない状態でした。そして、学童野球が完全に終了し、クラブチーム探しが始まりました。最初は、近場の硬式チームから順に体験会に参加していきました。チーム内で部活以外のクラブチームで野球をやろうとしている子供は5人程いましたので、5人で色々なチームに体験しにいきました。色々参加して、硬式チームの話を聞くと、学童野球よりも親の覚悟が必要だと感じました。まず、ほとんどのチームは親がグランドまで送らないと、練習場所にすら行けない状態です。学童野球のように自転車で学校に習いに行くのとは訳が違います。硬式ボールを使用出来るグランドは限られいるので、まず近くにありません。車で1時間ぐらいかけて送り迎えするのは当たり前。送り迎えが無く、子供で行けるチームもありましたが、自転車で30分以上かけて、行ってる子供もいました。なので、親も子供も覚悟が無いと後々、しんどくなって、後悔して辞めていくと思います。長男は、まだ下に子供もいたので親の私達にそこまでの覚悟がなかったので、硬式チームは諦めてもらい、近場の軟式チームに入団しました。5人中2人だけが硬式チームに入団しました。その長男も来年、高校3年になり、高校野球の集大成の年になりました。ふと、長男に

中学は軟式で良かった?やっぱり硬式やりたかった?

と聞くと

体もでかくなかったし、硬式やっていたら怪我してたから軟式チームで良かったわ

と、答えました。長男の言う通り、硬式ボールは怪我のリスクが高いので成長期の子供にとっては、怪我のリスクが非常に高いと思います。長男も今年の夏の大会の後に、肩の痛めてしばらく投げる事もできませんでした。そういった事もあっても発言だったと思います。特に、中学でピッチャーをやろうと思っている子供は断然、軟式チームに所属した方が良いと思います。2019年のプロ野球の開幕投手11名全員軟式出身だったからです。阪神タイガースのみ外国人(メッセンジャー)だったので、日本人投手全員が軟式出身という結果。たまたまだとは思いますが、肩・肘は消耗品だと思うので、身体が出来ていない子供に硬式をやらすのは個人的には反対ですね。それでも、子供が野球でもっともっと高みを目指したいなら、親は応援するしかありませんね。

これから、クラブチームを探す6年生の親はまずしっかりと子供と今後の野球人生についてしっかりと話した上で、チームを決める事をお勧めします。私の子供もとりあえず、手当たり次第クラブチームの体験に行った感じです。今思えば、まずしっかりとそのチームの事を調べてから体験会に参加したら良かったと思います。なぜなら、何も調べずに参加して、子供が

このチームが良い・このチームに入って野球がしたい

と言った時に、後からそのチームを調べて、親の当番・車での送り迎え・部費等いろんな面でそのチームは無理と親が判断した場合、子供がガッカリするからです。実際、私の子供がこの状態に当たります。この時代、ネットで検索すればほとんどのチームの情報は手に入ると思うので、このチームだったら習わせられると思ったチームに体験に行く方が、前情報も有り、体験時に質問も出来ると思います。軟式だろうが、硬式だろうが、子供自身が野球に真剣に打ち込まないと、どこのチームに入ろうが上手くなる事は無いと思うので、まずは子供の気持ち・野球に対する熱意・姿勢があるのかを判断し、無いのであれば部活で十分ですし、あれば軟式・硬式を選択すれば良いと思います。親も子供も一緒の方向へ向かないと、どのチームに行こうが子供は上達しませんし、なにより野球を楽しくやらないと思うので、しっかりと子供一緒にチーム選びをして欲しいと思います。

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