令和5年、今年のゴールデンウィークは最大9連休・土日を入れたら5連休の人が多かったのではないでしょうか。天候も最終日の7日以外は快晴でスポーツ日和でしたね。
私の子供が所属しているチームも3日~6日(7日は雨に為に中止)まで休みなく毎日野球の練習・試合を行いました。この連休で5試合行い結果は、4勝1敗でまずまずの結果となりました。
しかし、この連休中の試合で改めて野球には無駄というか別にどっちでも良いようなルール・決まり事が多すぎると強く感じました。
昔からのやり方を変えない人が多すぎる為に、未だに意味の良く分からないルールが存在します。その一部を解説していきたいと思います。
【アップをする時間が無い】
アップ(キャッチボール・ノック)の時間がほとんど全くありません。ピッチャー・キャッチャーのみがピッチング練習が認められています。1試合目ならまだマシですが、2試合目以降は前の試合が5回に入らないとグランドに入れないので、ピッチング練習をする事が出来ません。
バッテリー以外は、試合終了するまでグランドに入れません。試合が終わって、グランド整備・ライン引きが終われば試合が始まってしまいます。なので、野手のアップの時間はほとんどありません。試合会場の近くにアップ出来るところがあれば、良いのですが、ほとんどの試合会場ではそのような施設はありません。
なので、私のチームでは試合会場へ向かう前に軽くアップを行ってから試合会場へ向かいます。しかし、アップしてから時間が経っているのであまり意味はなくなってしまいますね。
せめて、試合終了から30分ぐらいの時間をとってから試合開始にしてほしいですが、なかなか運営側も1日で4試合しないとダメだから、詰めて詰めて試合を行います。
近年は、ピッチャーの球数制限等も設けられて、子供が怪我をしないように配慮されているように見えますが、ピッチャー以外の野手もボールを投げるし、走りますよね。じゃ、野手も怪我をしないようにアップをする時間をしっかりと設ける必要があるのではないでしょうか。
アップの時間を設けられないなら、4試合から3試合に変更してでもアップをする時間を取ってほしいですね。運営側も期間内に大会を終わらせないとダメなのは分かりますが、もっと子供の事を考えて、しっかりと準備を行ってから試合をさせてあげてほしいです。
【試合開始の1時間前には到着】
自分たちの試合開始の1時間前には到着していないとダメです。私のチームではだいたい、前の試合が始まる時間ぐらいに到着するようにしています。なので、1時間30分前には試合会場へ入っています。
前の試合がスムーズに終われば、良いのですが延長等になれば、時間はどんどん遅くなって、酷いときには試合会場へ到着してから2時間以上経ってから試合開始になる事もあります。
上記で紹介したように、アップをする時間が無いので、前の試合を見ているだけで、試合が終わったら急いでグランドに入って、少しのアップを行って試合開始となります。
アップをする時間が無いなら、別にそんなに早く来る必要もないと思いますが、だいたいどの大会でも、前の試合が始まる頃には試合会場へ到着していますね。
別に30分前に到着しても、良いと思います。どうせ、アップをする時間が無いのでね。
【控えの選手のアップ】
試合が始まって、控えに監督より交代の指示が出た場合、全くのアップの無い状態で試合に入らないとダメです。
その理由は、控えの選手はベンチの中に入っていないとダメだからです。意味が分からないですよね。
ピンチヒッター(代打)なら、素振りを何回かしただけで、バッターボックスに入らないとダメです。ベンチの外でバットを振れれば、体が温まった状態でバッターボックスに入れて、良い結果につながるかもしれません。
ピッチャーの場合も、投球練習を行う事も出来ません(出来る大会もあります)。今からピッチャーを行う事も対して投球練習をしない状態でマウントにあげる事が本当に、子供のためになるでしょうか?怪我につながるとしか思えませんね。
守備交代の場合も、キャッチボールもろくししないままに、守備につかないとダメです。そんな状態で満足のいくパフォーマンスが出来るでしょうか。出来るわけがありませんね。
怪我を防止する為に、球数制限等を設けているのなら、ピッチャー以外の選手にも目を向けて、怪我を防止してほしいですね。
ベンチの外で少しアップをする事がなんでダメなのか分かりません。審判に一度聞いたことがありましたが、インプレーゾーンだからだそうです。ファールゾーンなのでそこまで滅多にボール自体は飛んでくることは無いし、ボールが飛んで来たらアップをしている選手が避けたら済む事だと思います。
【まとめ】
昨今、野球離れが進んでいると思います。その原因は、色々あるとは思いますが、上記で上げたような、昔からやっている事を改革する事も重要ではないでしょうか。
新しい事を取り込んでいくことによって、新しい風が吹いていくと思います。
子供だけじゃなくて、親にも子供に野球をやってほしいと思わせる為には、疑問に感じる事は、改革して、今風に変えていかなければ、ますます野球離れが進むと強く感じました。
コメント