試合に勝ちたいなら、上下関係無しに「勝てるオーダー」を組むべきだと思います!
が、
それが全てでは無いとも思いますし、年齢によっても違ってくるし、各試合によって変わってくるとは思います。その意味をしっかりと監督・コーチが理解して、選手に伝えないとダメだと思います。
1.練習試合の場合
・小学生
小学生(学童・少年)野球の場合は、その学年の子供を中心に試合に出してあげて欲しいですね。その学年で試合が組めない場合は、下の学年の子供を試合に使ったら良いと思います。特に練習試合の場合は勝ち負けでは無く、全員を試合に出す、色々なポジションを守らしてあげると良い思います。またに、練習試合に連れて来ているのに、1打席だけとか、最終回の守備だけとか、見かける事がありました。それじゃあ、可愛そ過ぎると思います。今一度、小学生の監督をしている人は、もう少し考えて欲しいです。
・中学生
中学生の場合も小学生同様に、全員を試合に出すべきだと思いますが、小学生との違いは、色々なポジションでは無く、メインとサブ(2つぐらい)のポジションを両方共に守らすべきだと思います。練習試合の目的は「勝つ」事では無く「練習」が目的になってくるので、実践練習だと思い、例えばこの試合でやるべき目標などを試合前に決めてから、試合に臨むと、より実践的な練習試合になると感じます。小学生とは違って、中学生は自分で考えて、練習試合にい取り組むと良いと思います。
2.公式戦の場合
・小学生
公式戦の場合は、練習試合とは違って、勝つ事も目指さないとダメなので、ある程度、勝てるオーダーを組む事になるとは思いますが、まだ小学生なのでそこまで勝ちにこだわるんじゃなくて、野球を、試合を、楽しんで欲しいと思います。全員は出せる事は出来ないかもしれかせんが、何試合も試合に出れない事の無いように、前の試合に出れなかった子供はこの試合には出す、といった感じに、全員に平等に試合に出れるチャンスを与えて欲しいと思います。やはり、練習試合と公式戦では、緊張感が全然違ってくるので、その緊張感を全員に味わってほしいと思います。
・中学生
「勝てるオーダー」を組むべきだと思います。2年生の試合であっても、1年生が出た方が勝てるのなら、積極的その選手を使うべきだと思います。
その理由は、
- 2年生であっても、上手くないと、自分たちの代の試合に出れない
- 1年生であっても、上手かったら、2年生の試合にも出れる
上記2点を気付いて欲しいからです。1年生・2年生であっても試合に出たくない選手はいないと思います。試合に出れなかった1年生・2年生も試合に出る為に、一生懸命になって練習するはずです。上手くなれば、試合に出れると思えば、誰だって今まで以上に必死になって練習すると思います。そして、今出ている選手もポジションを取られない様に、練習すると思います。試合に出た選手・出て無い選手、双方が今まで以上に切磋琢磨していけば、おのずとチーム力が上がり、強いチームが出来ると思います。その努力を監督・コーチがしっかりと見てあげて、チャンスを与えてあげる事を忘れたら駄目ですが。
逆に、2年生の試合なので、上手い下手に関係無く、2年生を優先的試合に出していると、2年生は自分たちの代の試合なので、試合に出れると思い、1年生は2年生の試合なので試合に出れないと思えば、必死に努力する事も、練習する事もなくなると思うので、良い事は無いですね。
「勝てるオーダー」を組む事によって、個々の力も上がり、チーム力も上がり、結果、強いチームが出来ると感じます。
③まとめ
・小学生
- 全員を試合に出す
- 勝ち負けよりも、野球・試合をする楽しさを!
この2点が小学生のおいては重要なポイントになる思います。技術も勝ち負けも大事だと思いますが、それ以前の野球を好きになるという所が小学生にとっては考えないとダメじゃないかと感じます。
・中学生
- 勝てるオーダーを組む
- 学年に関係無く、上手い選手を起用する
- 下手な選手でも、その努力をしっかりと見てあげて、チャンスを与えてあげる
中学生は、選手自身が考えて、行動する事が重要なので、自分で必死になって練習するようにもって行く事が大事。チーム内で切磋琢磨していけるように、考えてオーダーを組む事が重要だと思います。
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