高校野球にもプロ野球同様にリプレイ検証が必要だと思いませんか?

野球

今年も甲子園を目指して、高校球児が全国各地で熱い戦いを繰り広げています。

私自身も高校球児でした。次男は現役の高校球児で長男は引退しましたが高校球児でした。

3年生最後の夏の大会を目指して、3年間頑張っています。

長男は1回戦で負けてしまいましたが、それでも本人が自分の持っている力を全て出してやり切ったと言っていました。

しかし、全ての高校球児がそうとは限りません。ベンチに入れない・試合に出れないとは別の問題があると思います。

正直、50人以上も部員のいる野球部では背番号をもらえない人の方が多いと思います。それでも背番号をもらう為に3年間努力をしてその結果、メンバーに入れなかったのなら仕方がないと思うでしょう。

実際、私立の名門高校へ行った教え子と喋る機会があった時に、「頑張ったけどメンバーに入れませんでした。練習はしんどかったけど3年間楽しく野球が出来ました」と言っていました。

それでもやっぱり悔いは残るとは思いますが、頑張った結果なので仕方が無いと思うでしょう。

しかし、上記以外でもっとも悔いの残るのは審判の判定によって負けてしまった時だと思います。

今年も全国各地で、そういった事が言われていると思います。特にSNS等の普及により映像として全国に流れてしまいます。

私は、審判の資格は無いので公式戦での審判経験はありませんが、練習試合やローカル大会では何度も審判をしてきました。

自分の判定によって試合が大きく左右されると思うと、緊張したのを覚えています。ましてや本当に微妙な判定の時は、その時に思った方をコールしましたが、終わった後に正解だったのか不安になりました。

野球をやっていた人なら分かると思いますが、「審判の判定は絶対」です。

審判がいなかったら野球の試合は出来ませんからね。審判の判定は絶対・・・なのですが、近年のプロ野球を見ても分かるように昔にはなかったリプレイ検証という制度が存在します。

これは、1試合で2回まで審判に判定の抗議が出来る制度になります。

ビデオを見ながらそのプレーを見て、アウトがセーフかを判定します。判定が間違えていれば1回にカウントされず、判定通りなら1回とカウントされる制度になります。

このリプレイ検証を高校野球の地方大会で採用するべきだと思います。

審判も人間ですし、お金をもらってやっている訳ではなくボランティアでやっている人ばかりだと思います。

一瞬の判断になるので、間違えるのは当たり前だと思います。

今の時代は家に居ながらでも地方大会の予選を見れる「バーチャル高校野球」があります。

プロ野球ほどの鮮明な映像ではないとは思いますが、それでも映像を確認して、今の判定が正しかったのか確認する事は出来ると思います。

数年前に審判が誤審を認めて、一度下した判定が変わった事がありました。それを見て珍しい光景だと感じました。2022年に行われたセンバツでの「広陵vs敦賀気比」の一戦です。

この時の審判の判断は素晴らしかったと思います。誤審を認めて謝罪をするなんて今まで見たこともありませんでしたからね。

プロの審判はお金をもらって、それを仕事にしているとは思いますが、高校野球の審判は、各支部より派遣されて行っている人ばかりだと思います。

そんな、ボランティアで行ってくれている審判を批判するのはどうかと思いますが、明らかな誤審の場合はリプレイ検証等によって、誤審を認めて判定を覆しても良いと個人的には思います。

高校球児だけじゃなく、審判・観客、その試合に関わった全ての人が納得のいく形で試合終了が迎えられた良いと思います。

高校球児を持つ全ての親がそれを願っていると思います。高校野球連盟の方々にはもう少し、球児・審判の事を考えて、これからの運営方法を変換して欲しいですね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
野球
guraguraをフォローする

コメント