【整備士】仕事が出来ない人の特徴5選。これが出来ていないと整備士としてはダメだと思います。

整備士

長い事、整備士をしているとだいたい仕事が出来な人の特徴が分かってきます。

私の経歴です。

【仕事が出来ない人の特徴】

1.作業している所が汚い

まずは、これですね。

とにかく作業している場所が汚い人は、仕事が出来ません。

オイルや冷却水がこぼれても気にせずに踏んで、そこらじゅう足跡だらけにしても全く気にしない。

そんな整備士はダメです。

私がまず、新人に教えるのはキレイに作業をしろと教えます。

自分の身の回りもキレイに出来ない人が、客の車の整備をキレイに出来ると思えません。

そんな汚い整備士にならないように、まずは心がけましょう。

2.時間を気にして作業をしていない

作業を始める時間と終わった時間を見ていない整備士はダメですね。

その作業のおおよその時間が分からないからです。

作業時間が分からなければ、仕事が増えてくると、処理出来なくなります。

この仕事なら何時間で終わるとか、この仕事を何時間で終わらすとか、考えて仕事をしていない人は、作業が遅く、そもそも早く終わらすための工夫も改善もしないです。

工夫も改善も行わない整備士は成長もしないですし、技術も伸びる事も無いですね。

3.工具がどこにあるのか分からない

整理整頓が出来ていない整備士は、自分の工具がどこにあるのか分かっていません。

たまに、後輩と一緒に作業をした時とかに、「○○の工具貸して」と言っても工具箱をガサガサ探して、すぐに持ってきません。

出来る後輩はすぐに、工具が出て来ます。

どこに、何の工具はあるのかを把握しておかないと、スムーズに作業が出来ません。

スムーズな作業が出来ないと、一つの仕事が完了するのに時間が掛かってしまいます。

結果、何回同じ作業をしても時間が掛かってしまいます。

4.早く作業をしようとしていない

言い換えれば、マイペースですが整備士としてはダメですね。

別に、仕事が早い・作業が早い整備士が良いと言っている訳ではないです。

普通に作業をして、早く終わらそうと思っていない人はいると思います。

その理由は、単純にゆっくり仕事がしたいとか、残業代を稼ごうとか色々あるとは思います。

そんな整備士ばかりの工場だったら、仕事も片付かないし、残業も増えるだけです。

会社にとっても、社員にとっても、良い事は無いですね。

5.外したボルト・ナットの位置を忘れる

整備士でよくあるのが、何かを外して、交換し終わったにも関わらず、ボルト・ナットが余ってしまう事。今では無いですが新人の時は、ありましたね。

いつまで経っても、ボルト・ナットが余っているようでは、ダメですね。

最終チェックをする際に、見つけますが、奥まった所だったら見えない時もあります。

ボルトの長さが若干違ったりすると、どこのボルトか分からなくなる。そうならない為にも、自分が外した箇所はしっかりと覚えておかないと、組み上げる時にボルト・ナットが余ってしまいます。

【仕事が出来る整備士】

上記5つが出来ていれば良い整備士になると思いますが「仕事が早い=良い整備士」とは限りません。

ミスが無く、仕事が早い整備士」が一番良い整備士です。

どんなに仕事が早くてもミスが多いとダメです。逆に、どんなに遅くてもミスが0の方が良いです。

一番ダメな整備士は、仕事が遅くて、ミスが多い整備士です。

まず第一に、ミスを無くす。次に、作業スピードを速くする。

これが、良い整備士になる近道です。

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