野球を習わしている親なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
「何故、こんな日に試合が・・・」と。私自身も子供と一緒に学童野球~少年野球を10年以上続けています。
学童野球ではチームを指揮して色々な大会に申し込んで参加させて頂きました。その中で、何故と思う事がありました。それは、少年野球のコーチをしている今も強く感じますね。それらをいくつか紹介していきたいと思います。
※ここでは小学生=学童野球・中学生=少年野球として書いています。
こんな日に試合
①試合が直前に入る
これは、私の所属している連盟の話ですが、何の相談も無くいきなりホームページに試合の予定が掲載されている事があります。
ずでに、他の地域の大会が入っていようが関係なく試合が組み込まれていて、変更のお願いをしても受け付けてくれません。
よその大会は事前に電話でやりとりをして何日の何時から試合を入れますのでお願いしますね、といった感じで予定を組んでくれます。
各チーム試合の調整をしている人の苦労も考えてもらいたいですね。これは、試合調整を行った人なら誰でも感じる事だと思います。
もう少し考えて試合を組んでもらいたいと思いますね。
②試合が変更できない
大概の大会は、試合が出来ない日を申告して入れないようにしてくれていますが、抽選の段階ですでに日程が決まっている大会も存在します。
そこのくじを引いたら、決勝まで雨や天変地異じゃない限り、日程が決まっています。
その日、すでに他の大会で試合が入っていても変更する事が出来ません。
小学生なら運動会等の学校行事・中学生なら高校へ向けての模試があったとしても試合日程を変更する事が出来ず、棄権かベストメンバーじゃない状態での試合になります。
個人の予定での変更はありえないと思いますが、学校行事・全国模試といったものはある程度分かっている事だと思います。なのに、変更が出来ない。
大会関係者に聞きたいですね。その大会は誰の大会ですか?大人の為の大会ですか?違いますよね、選手・子供たちの為の大会ですよね。ならそのチームがベストメンバーで行えるように、試合を調整して下さい。
日程は大事だとは思いますが、それよりも実際にプレーする子供たちが悔いの無いように、試合をさせてあげてほしいと切に願いますね。
③雨でも・・・
日程が厳しくなってくると多少の雨でも試合をする事があります。
グランドがビショビショでボールが滑ったり、止まったりしても中止にせずに無理に試合を進める事があります。
1試合でも消化して日程調整をしたいのは分かりますが、見ていてあまりにも子供たちが可哀そうで仕方ありません。
雨でボールが滑ってなかなかストライクが取れないピッチャー。暴投する野手。そんな試合を何試合も見てきました。
分かります。日程を消化したいのは。しかし、真夏の炎天下じゃない限りそんなに簡単にグランド状態が良くなる事は無いですし、今の時代雨雲レーダーの進化しているのである程度、雨の状況も分かると思います。
これから、確実に晴れてくるなら午前中は中止で午後からに変更したり、一日中曇りで時より雨が降ってくる日なら中止にしたりと早めの判断をお願いしたいですね。
試合会場までも時間もあるので、近かったら問題ありませんが、遠いとそれだけ早くに出発しなければ間に合いません。
前の項目でも述べましたが、日程を消化するも大事ですが、子供たちがベルトの状態で野球をする事を考えたら、自ずと答えは見えてくるのではないでしょうか。
融通・変更出来ない理由
①決勝戦が決まっている
大概の大会はある程度日程を決めていて、決勝戦は高校生が使用するような立派な球場で行う事が多いです。
なので、事前にその球場を予約し、そこで決勝戦を行う為に日程を組んでいます。
だから、変更が出来ない事があります。雨等で流れた場合のみ予備日を設けてその日に試合を行います。それ以外は例外なく全く認めてもらえず、変更は出来ません。
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