何故なら、整備士業界は人手が足りてない状態だからです。本当に今の会社が、精神的にも肉体的も嫌だったら、辞めたら良いと思います。辞めてもすぐに仕事が見つかる職種となっていますので、辞めたその月にも、新しい所が見つかると思います。なので、無理して今の会社に勤めなくても良いと思います。その理由を説明します。
【 転職する人が非常に多い 】
整備士業界は常に人手が足りてない状態にも関わらず、非常に転職する人が多い業界だからです。私自身も一度転職の経験がありますので。まずはなんで、こんなに転職する人が多いか考えてみましょう。
①．給料が安い
この理由で転職する人は多いと思いますね。正直、私も２０年弱整備士をした結果去年の年収は約６００万円でした。下記の過去記事を参考にして下さい。
長く続ければ、それだけ手当も付くので当然、年収も増えて来ますが、３～４年目ぐらいの整備士ではなかなか厳しい給料となりますね。残業を多くやれば、それだけ給料も高くはなりますが、その月だけ高くても、仕方ないですね。
②．しんどい
体力がいる仕事になるので、しんどいですね。特に、残業が続いた日は体がしんどいです。慣れれば、そこまで疲れませんし、しんどくもありませんが、新人の時は特にしんどいですね。私の会社だと大型の車の整備をしていますので、乗用車よりもはるかにしんどいです。一つ一つの部品が重いので、かなりの力が必要になってきます。それを毎日毎日、作業を行う訳ですから、まぁしんどいですね。
③．①（給料）と②（しんどさ）
しんどくても給料が良かったら、辞める理由にはならないと思いますが（私の場合ですが）、現実はそうはいきません。事務や営業よりも体的にはかなりしんどく、その割には給料が安いので、それが嫌で辞めますね。①と②が釣り合っていれば、辞める人は少しは減ると思います。私の今勤めている会社も整備士が大量に辞めた事によって、整備士の待遇を少しでも改善しようとしてくれていますが、全く的を得ていない内容でかなり残念です。本当に整備士の事を考えているのなら、もう少し考えて欲しいですね。
【 整備士の再就職先 】
上記で説明したように、転職する人が非常に多いので、それだけどの会社も整備士の数が少なくなっている状態になるので、常に募集がかかっています。従って、それだけ働き口があるという事になりますね。次は、再就職先の候補はどこがあるのか。
①ディーラー
まず、思い浮かぶのが大手有名自動車メーカーの整備士ですね。乗用車から大型車まであります。ディーラーは初めて整備士として勤める事が多いので、その分辞める整備士がとても多いので常に募集がかかっていると思います。
②モータース屋
大手有名メーカーの看板を上げていない個人の自動車整備工場になります。ディーラーを辞めてから行く人が多いですね。ある程度の技術があれば、雇ってくれると思います。
③自営業
自分個人で自動車整備工場を立ち上げる。私自身これを目指して頑張っていますが、なかなか初期投資費用がかかるので、厳しいですが、もし可能なら一度はやってみたいと思ってます。
【 まとめ 】
説明したように整備士はどの会社も不足しているので、今の会社を辞めたいと思っているのなら、まずは行動してみましょう。今の時代、色々な転職サイトがありますので、とりあえず登録してみましょう。会社に勤めながらでも転職活動は出来ます。きっと自分にあった会社があると思いますので、今の会社に固執するのではなく色々探してみて下さい。整備士って本当に必要をされている職業なので、すぐに声がかかります、が、なかなか好条件の会社が見つからないのも事実です。転職サイトにいくつか登録しましたが、声はかかりますが、思うような会社にはまだ出会っていません。私も早く良い会社に出会いたくて、日々活動しています。
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