自動車の整備士の工具は、ハッキリ言っていくら揃えても完ぺきでは無いです
乗用車・トラック・バスの自動車整備士によっても若干ですが、使用する工具は違ってきますし、同じ工具でもメーカーによってその形が違います
なので、いくら揃えても完ぺきにはなりません
整備士によって、好みのあって人それぞれバラバラです
数えた事は無いですが、100個ぐらいの工具はあると思います
整備士の中には工具マニアがいてその人だったら200以上あるかもしれませんね
簡単に、この記事を書いている私の紹介です。自動車の整備士を20年以上続けている今でも現役の整備士です。転職経験も1回あり、乗用車~大型車まで幅広く整備をしてきました。現在は主にバスをメインに整備をしている者になります(詳しくはこちらを参照して下さい)
では、詳しく説明していきますね
【工具台車】
まず、工具を買う前に買った工具をなおす工具箱が必要です
工場の広さにもよると思いますが、キャスター付の工具箱が良いかと思います
作業をするすぐ近くまで工具台車を持って行けるので、必要な工具をするに取る事が出来ます
上記のような引き出し付きの工具台車を購入して、工具を入れてます
そして、工具が多くなってもうちょっと工具を入れる所が欲しいと感じたら、その上に工具箱を購入します
上記2つを合わせている整備士は私の会社では結構います
この2つがあれば、工具が多くても十分に収納する事ができるかと思います
工場の規模が狭くて、台車が動かせなければ上記の1つでも問題はなく工具を収納できるとは思います
【エアツール】
エアツールが無ければ正直仕事のスピードが2倍も3倍も変わってくると思います
例えば、タイヤを外すにしても、乗用車ならエアツールを使用しなくても苦労なく外す事が出来ると思います
しかし、トラックの場合は エアツールが無ければ外す事は本当にしんどいです
外せなくは無いですが、時間も労力もかかってしまいます
インパクトがあれば、すぐに外す事が出来ます
上記2つのエアツールが大型トラック等のタイヤ脱着作業においては必須になってきます
タイヤ脱着以外にも、高トルクで締まっているボルトやサビ等で全く緩まないボルト・ナットを緩める際に使用します
次に上記の2つエアツールで主に使用する頻度が高い工具になります
この2つが無ければ、仕事は出来ませんね
それぐらい重要なエアツールになります
値段の高い安いはありますが、正直どれを使っても支障はかと思います
まぁ、高い工具の方が使いやすいのは間違いないですがね
上記4つが整備士が使用するエアツールになります
どれか一つでも無ければ、仕事をする上でかなり支障が出てくると思います
【電動工具】
エアツールも重要ですが、最近では電動工具の性能も向上しているのでそれを使用する人も増えてきています
上記エアツールを紹介した全てを電動工具に変えている人もいます
私も使用していますが、エアツールと違ってすぐに使用できるのが良いですね
後、エアホースを引っ張らなくても使用出来るから駐車場や出張作業の時にも使えるのが非常に便利だと思います
充電式なので、バッテリーが無くなってしまったら使用する事が出来ませんが、バッテリーが2個あれば無くなってもすぐに別のバッテリーで作業をする事が出来ます
あと数年も経てば、エアツールではなく電動工具が主流になっているかもしれませんね
【ソケット】
ソケットとは、ラチェットやエアツールの先に付ける工具の事です
「ソケット」と呼んだり、「ボックス」と呼んだりします
サイズは私自身が持っているので一番小さいサイズで5、大きいサイズで36ぐらいまではあるとは思います
工場の共用工具では65ぐらいまではあると思います
ソケットは、同じサイズであってもメーカーによって長さが若干違っています
同じサイズのソケットでも普通のサイズ・ショート・セミディープ・ロングといった感じで長さが異なります
一般の人だったら同じサイズのソケットが何個もいるのかと思うかもしれませんが、何個持っていても良いかと思います
それが無かったら緩められない箇所があったりしますからね
なので、私は使用頻度の高い12・14・17のソケットは3種類所持しています
一番、使いやすいのはセミディープになりますね
【ラチェット】
ボルトを締めたり緩めたりするのに必須な工具ですね
ラチェットも形に種類が色々とあります
私も3種類持っています
普通のサイズのラチェットと長めのラチェットとヘッドが曲がるフレックスタイプのラチェットです
どれか一つでも無くなってしまうと、作業がスムーズに出来なくなると思います
特に上記のフレックスタイプのラチェットがあれば、作業の幅が大きく広がり狭い場所や緩めにくいボルト・ナットも簡単に緩める事が出来ます
特に、MACやSnap-ONといったメーカーのタイプのラチェットはギヤ数も多く非常に使いやすいとは思いますが、値段が高いです
【スピンナーハンドル】
ボルト・ナットを緩める際に使用する工具になります
「スピンナー」と呼んだり、「レバー」と呼んだりします
ラチェットと違って、一番最初に緩める際に使用します
長さも色々とあって、当たり前ですが長ければ長いほど力がかける事が出来ます
3種類ぐらい持っていて、それを用途によって使い分けています
普通のボルト・ナット締め付ける程度なら上記の工具ぐらいで十分です
しかし、シリンダーヘッドボルト等の高トルクをかけないとダメな箇所では、短いとかなりしんどい作業になります
パイプ等と突っ込んで締め付けたりしていましたが、やはり作業がやりくにかったので超ロングのスピンナーハンドルを購入しました
上記の工具だと高トルクのボルト・ナットを緩めるのも締め付けるのも楽になります
【エキステンションバー】
エキステンションバーとは、ラチェットとソケットの間に付けて長さを延長する工具になります
「エキステンション」と呼んだり、「ジョイント」と呼んだり、「延長」と呼んだりします
大中小とあって色々な長さに変換する事でボルト・ナットに工具が届くようになり、作業の幅が広がります
首振りのタイプのあって、少し斜めになるのでこちらもあればもっと作業効率が上がります
私は、普通のタイプの大が2本・中が1本・小が2本と首振りタイプの大が1本・小が2本あります
これもメーカーによって若干の長さが異なってきます
【メガネ・スパナ】
メガネ・スパナはだいだいセットで購入する事が多い工具です
使用頻度も高く、使わない日は無くぐらい使用すると思います
メガネもスパナも最初にセット買ってしまえば、後から買い足す事は無いと思います
しかし、メガネはメーカーによって角度が若干違っています
私は、昔のKTCのメガネの角度良かったのですが、新しいKTCのメガネは昔よりもストレートに近い角度になっています
なので、自分が好きな角度のメガネがあると思いますので、探してみて下さい
【コンビネーションメガネ】
片方がメガネでもう片方がスパナになっている工具になります
「コンビネーション」と呼んだり、「メガスパ」と呼んだりします
メガネ・スパナセットがあるなら必要無いように思うかもしれませんが、絶対に必要になると思います
正直、メガネ・スパナよりもこちらの工具を使用する方が高いと思います
特に、大きいサイズ(17以上)になってくるとスパナの長さが短いので力がなかなかかけれません
しかし、コンビネーションはサイズが大きくなればその分長さも長くなるので力もかけやすくなります
コンビネーションは全てのサイズは持っていませんが、12~27ぐらいまではもっていると思います
あれば、絶対に使用する工具になりますね
【ギヤレンチ】
メガネとラチェットが合体したような工具になります
エアツールが入らない箇所や狭い所のボルト・ナットを緩めたり締めたりするのに非常に便利な工具になります
ギヤの部分が力を掛け過ぎるとすぐにダメになってしまうのが難点ですが、一度緩めたボルト・ナットを取るには最適な工具です
ほぼ全ての整備士が持っている工具だと思います
サイズも下は10、上で19ぐらいまでは持っています
【プライヤーセット】
プライヤー・ラジオペンチ・ニッパー・ウォーターポンププライヤー等の工具の事を言います
各工具を個別で購入する方が多いと思いますが、最初の1回目はセットで買った方が一度に揃うので良いかもしれませんね
メーカーによって若干サイズ感や長さが違っています
用途によって使い分けていますね
メーカーも無名のからKTC・クニペックス・MACといったようなメーカーまで色々な種類の工具を持っています
実際に使用してみて購入するのが一番良いと思います
【ドライバー】
プラスドライバーとマイナスドライバーがあります
これに関しては安い工具ではなくそれなりの工具を購入する事をお勧めしますね
本当に固いネジを取り外す時は、安い工具だとすぐにネジが潰れてしまうからです
高ければ高いほど、しっかりと食い込んでくれるので潰れるリスクが少なくなります
本当に、固く錆びているネジは安い工具だと外すのは難しいですね
後は、貫通ドライバーといって柄の後ろが叩けるタイプになっているドライバーも必須です
特にマイナスドライバーはこれがないと意味が無いぐらい重要ですね
ショックドライバーといって衝撃によって緩める事が出来る工具もあります
【まとめ】
上記の工具がだいたい一般的な工具になります
これは、あくまでも一般的な工具になりまだ特殊工具があります
特殊工具の紹介は、上記の過去投稿を参照して下さい



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